PL保険(生産物賠償責任保険)に加入する方法

PL保険の加入方法は、大きく分けて団体契約と個別契約の2とおりあります。PL保険は団体契約が普及しており、団体契約の方が保険料も安いので、まずは団体契約の見積もりを取ることからスタートしましょう。
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1.はじめに

PL保険は、事業者向けの保険であるため、個人向けの自動車保険やがん保険のようなコマーシャルは行っていません。どこで加入できるのでしょうか?意外と身近なところで手続きできます。

なお、生産物賠償責任保険(PL保険)についての記事一覧は生産物賠償責任保険(PL保険)のすべてにまとめてあります。また、法人向けの損害保険全般について知りたい方は、法人向け損害保険のまとめに各商品ページへのリンクがまとめてありますのでぜひチェックしてみてください。

PL保険の加入方法

PL保険の加入方法を押さえましょう

2.PL保険の2つのタイプ

具体的な保険料は、手続き方法よって2つのタイプがあります。1つは商工3団体、同業者諸団体などの団体契約(制度商品とも呼ばれます。)もう1つは自動車保険や火災保険と同様に、保険代理店を通じて保険会社に個別に申し込む個別契約です。

2-1.団体契約

団体契約とは、商工3団体や業種別の同業者団体・組合などの会員向けの保険募集に加入する契約方式です。これらの団体契約に加入するためには、当該団体の会員であることが条件となります。現在どこの会員でもない場合、その団体に加入するための年会費と団体契約のPL保険の保険料の合計は、個別に(団体契約ではなく)保険会社や代理店でPL保険に加入する場合の保険料よりも安くなるでしょう。

商工3団体とは、商工会議所、商工会、中小企業団体中央会です。同業者組合等でも扱っている場合があります。

団体契約のメリットは保険料が安い一方で、あらかじめ用意された契約パターンで加入することになりますので、特約などの付帯はすることは制限されますし、独自の保険設計はできません。しかしながら、一般的には団体契約で十分と思われます。まずは、最寄りの商工会議所のホームページを確認することから始めましょう。

2-2.個別契約

個別契約は、自動車保険や火災保険を取り扱っている保険代理店を通じて、個別に保険会社に申し込む契約です。個別契約のメリットとして、他の賠償責任保険とのセットや特約などについて独自の保険設計を行うことが可能であり、中堅・大企業向けです。なお、保険代理店は、上記の団体契約と個別契約の両方を取り扱っている場合もあります。

3.まとめ

一番、手っ取り早い方法は、商工3団体の団体契約の見積もりを取る、または、自動車保険や火災保険に加入している代理店に団体契約を扱っているか?を確認してみましょう。

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