建設工事保険の保険料率の決まり方(計算方法)

建設工事保険の保険料は、工事物件の構造と所在地、工事を請負う建設業者の経営事項審査評点、工事期間の4点で決定されます。
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建設工事保険の保険料は、工事物件の構造と所在地、工事を請負う建設業者の経営事項審査評点、工事期間の4点で決定されます。保険料を安くするためには、経緯事項審査評点をアップすることです。

1.建設工事保険の保険料率、計算方法

建設工事保険の保険料の算出の計算式は以下の通りです。

保険料=請負金額×保険料率

また、

保険料率=基本料率(工事目的物(建物)の構造と所在地で定める料率:下表)×工事の期間係数×工事業者別の係数

となります。

建設工事保険の基本料率

基本料率は所在地(都道府県ごと)の構造級別3ランクの合計9つのマトリックスで決まります。

構造級別(A,B,C)

A級

主にコンクリート造り、すべて不燃材料で造られた建物。

建築基準法に定める準耐火建築物のうち、1時間以上の耐火性能を有する建物

B級

A級に該当しないが、建築基準法に定める準耐火建築物のうち、45以上の耐火性能を有する建物

C級

A級、B級に該当しない建物

工事期間係数

1年を1として、期間によって係数が決まります。

例えば、3ヶ月なら0.45、6ヶ月なら、0.70、1年半なら1.50

工事業者別の係数

経営事項審査の審査結果通知書の建築一式の総合評定値(P)により決定されます。

評点1,050以上なら0.7、945~1,049なら0.8、770~944なら0.9、769以下なら1.0

評点が769以下と1,050以上の2つ事業者の間には、30%の保険料差が出てくる事になります。

2保険料.計算例

請負金額 1億円 所在地:東京都

物件の構造 建築基準法に定める準耐火建物で45分以上(1時間未満)の耐火性能あり。

工事期間 6ヶ月

建設工事業者の経営事項審査結果評点 940点

1億円/1000×1.45×0.70×0.9=91,350円

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