建設業における請負業者賠償責任保険の必要性

ビル建設などの工事現場では、建設工事保険、労働災害総合保険、請負業者賠償責任保険は三種の神器のように重要で必須の保険です。
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1.はじめに

建設工事保険は、建設中の建物の保険、労働災害総合保険は、工事現場における労働災害によるケガなどを補償する保険で重要です。請負業者賠償責任保険の第三者への賠償はそんなに重要でしょうか?その重要度をご確認ください。

建設業における請負賠償責任保険

建設業はリスクが高く、請負業者賠償責任保険への加入は必須といえる

2.建設業の特徴とリスク

2-1.建設業の特徴

請負業者賠償責任保険を必要とする業種の代表が建設業です。請負業者賠償責任保険がなかったら、現代の日本では、工事を請け負うこと自体ができなくなるかもしれません。

「家を建てる」ことを想像してみましょう。人が住む家は、当然ながら雨・風に負けない頑丈な作りが必要です。そのため、大きな柱や硬い金属やタイルを大量に使用します。これらの資材は非常に重く、運ぶだけも大変です。それを垂直に建て、その上に屋根をつくる。当然に危険を伴います。作業者(大工さん)も大変ですが、そこはプロですから細心の注意を払い、高い技術で仕事を進めるでしょう。

2-2.建設業のリスク

ところが、日本は人口密度が高く、住宅は密集し、家の玄関先はすぐ公道があります。一般住宅も2階建てが当たり前、マンション・ビル建設は、どんどん高層化する。どんな工事現場も、すぐそばに、その工事とは関係のない人(第三者)がいるし、建物もある、さらに人通り、車も走る。

一度、資材が倒れて、通行人が大けがをしたら、万が一亡くなってしまったら、その損害賠償額は、新築の住宅の請負金額を超えてしまうかもしれません。人身事故だけでなく、物損事故も現代は高額化しています。地中電線を過ってドリルで切ってしまったら、いくらかかるでしょうか?

3.まとめ

現代の日本では、請負業者賠償責任保険なしでは工事を請け負うことはできません。

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