建設工事保険で解体工事は対象とできるのか

解体工事は建設工事保険の対象となりません。建設工事保険はその名のとおり新たに建設する物件を対象としています。
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建設工事保険に解体工事を対象として加入したとのニーズが時折ありますが、多くの保険会社が、建設工事保険では解体工事を対象としていない状況です。なぜしょうそうか?

対象としていない理由は、建設工事保険は「新たに建物などを建造する工事」を対象としていて、工事途中の建物に損害が発生した場合の復旧費用を補償することを目的としています。

これに対し、解体工事は、既存の建物を安全に取り壊す工事であり、工事の進捗が進むにつれて、工事の目的物の価値が減少し、最終的に、価値はゼロと考えられます。解体工事の途中で何らかの事故による損害が発生しても、復旧すべき解体工事中の建物の時価を特定することが困難であることから、対象としていないと考えられます。

なお、一部の保険会社で対象としているケースがあるとの情報もあるようなので、解体工事に対する建設工事保険のニーズがある場合は、個別に保険会社に確認するしかありません。

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