1.はじめに
動産総合保険は、ありとあらゆる動産を対象としているため、保険料は保険の対象物や契約条件により大きな幅があります。基本的な保険料の算出方法をご説明します。
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2.動産総合保険の保険料
動産総合保険の保険料は、下記の保険料計算式によって計算されます。
基本料率=保管場所の建物の火災保険料率+保険の目的による追加料率+その他危険料率(保管場所以外での事故を補償する場合)
保険料=保険金額(対象物とする動産の時価額)×適用料率
上記のように基本料率は、火災保険料率+αであり、動産の保管場所、保険金額、保険期間、用途、免責金額などに応じて、対象の動産それぞれに対し保険料が決められます。年間保険料の相場は、動産の時価額のおおよそ1%~2%+αが目安となります。(2%の場合、保険金額100万円で、保険料20,000円)これに運送範囲に応じた保険料が加わります。保険の対象物によって幅があり、高額な美術品などには、割増保険料も追加となりますので、相場には大きな幅があります。実際の保険料は、保険会社か取扱代理店との打ち合わせ、見積書で確認しましょう。
3.まとめ
動産総合保険の保険料は、概ね動産の時価額の2%+αです。保険料水準は仕組み上、火災保険よりも割高となります。保険の対象物、契約条件によって保険に大きな幅がありますので、個別に見積書で確認しましょう。