動産総合保険|太陽光発電・ソーラーパネルの補償について

太陽光発電・ソーラーパネルはローンを組んで設置するケースが増えていますが、自然災害などへの備えはメーカー保証で十分でしょうか?自然災害による破損はメーカー保証では対象となりません。損害保険に加入すると安心です。
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1.はじめに

太陽光発電装置、ソーラーパネルの需要が増加していますが、家の保険(火災保険)と同様に損害保険の加入が必要でしょうか。

なお、動産総合保険についての記事一覧は動産総合保険のすべてにまとめてあります。また、法人向けの損害保険全般について知りたい方は、法人向け損害保険のまとめに各商品ページへのリンクがまとめてありますのでぜひチェックしてみてください。

2.太陽光発電装置・ソーラーパネルと動産総合保険の関係

太陽光発電装置やソーラーパネルには製品保証が付いています。しかしながら、製品保証は「性能保証」であり、外部からの被害には対応していません。

この代表例は、台風や落雷、降雪などの自然災害です。太陽光発電は屋外に設置するわけですから、自然災害の影響は直接受けます。家と同様にローンを組むことも多く、損害保険の手当は重要です。

太陽光発電・ソーラーパネルを対象に損害保険に加入する場合は、動産総合保険または火災保険です。太陽光発電・ソーラーパネルは、運送されないため、動産総合保険と火災保険のどちらが良いかは、設置場所環境によって異なってきますので、個別に相談しましょう。

しかしながら、屋外の動産であることから、設置場所の立地条件によっては、保険料が高く、加入者の予算に合わない場合もあります。また保険会社が引き受けてくれない場合もあります。より良い条件で加入するために、2点確認しましょう。

2-1.施工完了(引き渡し)と同時に申し込む

施工完了から時間が経過すると、保険会社は引き受けに慎重になります。

2-2.家の火災保険と同じ保険会社、代理店に依頼する。またはソーラーパネルの販売・設置業者からの保険代理店の紹介を受ける。

既に取引があることで、好条件を引き出せる可能性があります。

補償条件を絞り込んで保険料を軽減するなど保険会社との打ち合わせを行って、検討しましょう。

3.まとめ

太陽光発電・ソーラーパネルに損害保険を掛ける場合は、動産総合保険または火災保険が対象となります。保険料・補償内容に差異がありますので、両方の見積もりを取って検討しましょう。立地条件や設置場所により保険会社が引き受けに慎重な場合は、家の火災保険の契約先(保険会社または代理店)や太陽光発電の販売元に相談しましょう。

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